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composition
5月になってしまいました。。。。。。。。なにやってんだか。
4月初めに行ってきました、小澤征爾音楽塾 オーケストラプロジェクトⅠ

20090410125723.jpg 半券はマルク・シャガール「コンポジション」(1976年)

eプラス郵送扱いで購入した場合のみ、このデザインの半券となります。
最近のチケットは味気ないものばかりだったので、ちょっと手数料かかってもOK,OK。
しかし、このチケット争奪戦は凄かったらしい・・・・オケ背後のP席まで満席。
学生(それも制服着ているから中高生、小学生もいました)や若い人が多かったです。
それは、この音楽塾のコンセプト主旨自体が「小澤氏とサイトウキネンオーケストラのメンバーがコーチとなり若い音楽家を指導する」ということで、若いオケだったからでしょか。

【曲目】
・ラヴェル:マ・メール・ロワ Maurice Ravel: Ma Mère l'Oye
・ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92 Ludwig van Beethoven: Symphony No. 7 in A major, Op. 92


20090410125739.jpg 私の席からオケを臨むとこんな感じ(実際はもうちょっと右)

幸運なことに指揮者の表情から指の動き、それに応えるオケメンバーの表情、コーチの指示など見渡せる場所でした。
この音楽塾、他のオケと違うところはその名の通り、若いメンバーに混じった形で要所要所にコーチなる先生方(他の楽団だったらソリスト)は配置されていること。そのコーチの面々が演奏を引っ張るというのではなく、曲の合間合間に楽譜をさしてアドバイス、まさに実践を通して指示出している感じ。
自分が分かったのは第1ヴァイオリンの一番後に豊嶋泰嗣さん、第2ヴァイオリンの一番後に渡部基一さん、ヴィオラの真ん中に川本嘉子さん、フルートには工藤重典さん、オーボエの3番目には宮本文昭さん。まあ、「あの人ちょっと年上?」って思いパンフレットで探すとコーチだったりして(^^;
今回、ステージ上には降りず、客席から見まもるコーチもおり(私の席の逆のま向かい)、最後はオケと共にステージに上がってご挨拶、&拍手を浴びておりました。

さて1曲目のラヴェル。
小澤さんの指の動きがまるで魔法を奏でているよう。
指揮をする手を見ていたら、ふいに、TDLで上映されていたミッキーマウスの初期のころのフィルムの映像を思い出しました。ミッキーがオーケストラの指揮をしている場面があるのですが、なぜかそのミッキーの指の動きにそっくり!と。(まあ、絶対小澤さんはそのフィルムを知らないと思いますが)フィルム上でミッキーはコミカルかつ軽やかに音楽を指揮するのですが、小澤さんの指先も同じく、軽やかに音楽を作り出していきます。
そしてその小澤さんの全身としなやかな手の指揮に合わせて若い楽団員たちが全身全霊込めてラヴェルを作り出している、その調和がとても情熱的でずっと身を乗り出して聴き&見惚れてしまいました。
そしてラスト小澤さんが腕を振り上げて終わると共に、メンバーも弓をサッっと高々に挙げる。
その心意気っていうか、全力でやりきった達成感、「やった!」という感覚が伝わってきて拍手喝采。
「マ・メール・ロワ」は初めて聞く曲でしたが、演奏に心まかせていると御伽噺に出てくるような森の情景が浮かんできて、曲の背景が自然に湧き出るように感じられ、本当に素晴いラヴェルでした。

休息を挟んで2曲目はベートーヴェン。
もの凄く大きな音で、どどーーん!と始まりました。
ラヴェルでは優雅さを感じたけれど、このベートーベンはすっごく力んだ感じで、小澤さんの指揮もどこか必死、で、メンバーも必死(笑)
それぞれのトップもラヴェルの時とは変わり、また途中楽章が終わった時点で交代したり・・・・忙しめだったというか。ラヴェルの時とは全く違って、なんか「頑張れー!おっ、おっ??」と手に汗握る?、そして終わりと同時に「よくやったー」と拍手。なんでしょう、この違い(笑)

京都ではアンコールに応えられたようですが、東京ではありませんでした。
それもサイトウ・キネンの定番、モーツァルト ディヴェルティメントK.136より第2楽章。
うーん、聞きたかった。。。

さて、このコンサート、最初から一風変わっていたわけですが一番最初から驚いたのは始まる前に楽団員がポジションに着くために登場しますが、その団体に混じって小澤さんも出てこられたこと。
これは1曲目も2曲目も同じ。小澤さんお初だったのでいつもそうなのか分かりませんけど、このプロジェクトの意図を考えるとこれは自然のスタイルなんだろうな、と。
喝采はオケに、コーチに、と最後までその姿勢は変わりませんでした。
どのくらいの競争率かは分かりませんけど、この音楽塾でこのプロジェクトに参加できる演者は本当に幸せでしょう。また、その演奏に立ち会えたことは幸運でした。素晴らしい時間をありがとう!



余談ですが、
ここ2年くらいクラシックのコンサートに行くようになりずっと考えていたのは、自分は音楽に何を求めているのか、ということでした。
小学生の時ピアノを習っていただけで、音の素晴らしさを聞き分けられる耳をもっているわけでもない、セレブな趣味(大体クラシックを聞く、というとそう言われますが、ひどく抵抗感があります)を求めているわけでもない、お気に入りの曲、もしくは作曲家、オケがあるわけでもない、クラシックを聞き込んでいるわけでも、レコード収集をしているわけでもない。
でも、2年ほど前行き始めのきっかけになったコンサートでヴァイオリンのソロが始まるや否や、ボロボロ涙が止まらなくなりました。その演奏曲を知っていたけど思い入れもなんにもなかったのに。
自分がクラシックのコンサートに感動する正体っていうのは一体なんだろう?と。
いくつかのコンサートに行き、成功と失敗を繰り返したり、一つの曲を指揮者違いで聴いてみたり。
息子の卒業を祝う会の保護者で合唱したときも感じましたが、この今回のラヴェルを聞きベートーベンを聞き、演奏というのは演者の心影的背景の産物で、オーケストラというのは指揮者と演者の情熱の産物で、聞き手の何かと共鳴するとき感動が生まれるのではないか、と、思いました。
書くと難しそうだけど、要は何かが共鳴し開放されるような、そういう感覚が感動なのかな、と。言葉にできない世界の美しさの実在というか。非常に感覚的ですが、目に見えない音楽だから成せることかもしれません。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : 小澤征爾音楽塾

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(非公開コメント受付中)

No title
>聞き手の何かと共鳴するとき感動が生まれるのではないか

私もそう思います。
クラシックってあまり聴かないけど、他のジャンルでも詞に感動する事も
あるかもしれないけど、私の場合、詞よりも音に琴線が触れて涙が・・・って
いうのが多いです。
共通な音っていうのがあるのか無いのかわかんないけど、音楽は不思議だし音楽だから出来る事も多いんじゃないかと思ったりします。
よく判らない文になってますが・・・(^^;w
>Ru~さん
へんな言い方ですが、音って心霊的というか情緒的?つまり感覚で感じる部が大きいんじゃないでしょうかね。

> クラシックってあまり聴かないけど、他のジャンルでも詞に感動する事も
> あるかもしれないけど、私の場合、詞よりも音に琴線が触れて涙が・・・って
> いうのが多いです。

ふむー。
音に感じる、っていうのは音楽のジャンルを超えた世界なんでしょう。
歌詞のほうがより背景にある実体験から得た感情とシンクロしやすいし、
小説なんかは、もうモロ心象体験にダイレクトに。。。。
でも、音に琴線、というのはより感性が鋭いのでしょうね。

先日、観覧した「題名のない音楽会」が放映されてあらためて見ましたけど
茂木さんが「音楽は脳にいい。聞くことだけでもいいけれど、一番いいのは自分の好きな曲を自分が演奏すること。」だと言ってました。確かにね~。私はカラオケやらないけれど、カラオケも脳にいいのかも。。。。
Ru~さんもバンド結成!とかいかが?
CD聞いているだけよりライブに行くのがより良いのでしょう。お金かけて全国ライブツアーを観にいく人の気持ちが分かるような気がしてきました。


余談ですが、美術部だったけど絵は良くわかんないです。色の世界なのかな、視覚から得られる感銘とか。

> 共通な音っていうのがあるのか無いのかわかんないけど、音楽は不思議だし音楽だから出来る事も多いんじゃないかと思ったりします。
> よく判らない文になってますが・・・(^^;w
No title
楽器弾けないのでバンドはムリですw
でも、生音はいいですよね~
やっぱりCDとは全然違いますものね。

絵は・・・
なんなんでしょ?(笑)
たまーに美術館行ったりするけど
惹かれるものに共通性があるのかと言えばそうでもないような
好きな色、好きなタッチていうのはあるかもだけど
それが脳のどの部分に働きかけてるのかは不明ですね。。
>Ru~さん
> 楽器弾けないのでバンドはムリですw

では、ボーカルでw
生音は違いますね。CDでもライブものの臨場感っていうのでしょうか、
客席との掛け合いとか、その時の音の必死さっていうのか、
やはり違いますよね。

> 惹かれるものに共通性があるのかと言えばそうでもないような
> 好きな色、好きなタッチていうのはあるかもだけど
> それが脳のどの部分に働きかけてるのかは不明ですね。。

絵はですね、未だに分かりません。
●●鑑定団、とか見ていると、専門家の方のご意見も分かる気もするけど
(筆さばきが~、とか、この色が~、とか)
でも、心奪われる絵ってあるし、忘れられない作品ってあります。
芸術って大衆性もあるけれど、それとは別にそれぞれ一人一人の何かなんでしょうね。
その何かがよく分からないから求めて観に行っちゃうのかもしれません。
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