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映画「チェンジリング」
3月1日映画の日(毎月1日)に観た映画・その1

チェンジリング チェンジリング 公式サイト→ 

クリント・イーストウッド監督78歳は何を描きたかったのか?

【解説】allcinemaより)
1920年代のロサンゼルスで実際に起きた事件を映画化。
5ヶ月の失踪ののち保護され帰ってきた幼い息子が別人だったことから、本物の我が子を取り戻すため、捜査ミスを犯した警察の非道な圧力に屈することなく真実を追及していくシングルマザーの長きに渡る孤独な闘いを綴る。
 1928年、ロサンゼルス。シングルマザーのクリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)は、9歳の息子ウォルターを女手一つで育てる傍ら電話会社に勤め、せわしない日々を送っていた。そんな彼女はある日、休暇を返上してウォルターをひとり家に残したまま出勤する羽目に。やがて夕方、彼女が急いで帰宅すると、ウォルターは忽然と姿を消していた。警察に通報し、翌日から捜査が始まる一方、自らも懸命に息子の消息を探るクリスティン。しかし、有力な手掛かりが何一つ掴めず、非情で虚しい時間がただ過ぎていくばかり。それから5ヶ月後、ウォルターがイリノイ州で見つかったという朗報が入る。そして、ロス市警の大仰な演出によって報道陣も集まる中、再会の喜びを噛みしめながら列車で帰ってくる我が子を駅に出迎えるクリスティン。だが、列車から降りてきたのは、ウォルターとは別人の全く見知らぬ少年だった…。


以下、感想です。なるべくネタバレしないように書いてみます。

ひたすら怖い映画でした。
夕方遅く、いつも帰ってくる時間になっても帰ってこない・・・とか
家に帰ったら、伝言もなくどこかに遊びに行ってしまった・・・とか
公園で一緒にいたのにちょっと目を話した隙に姿がみえなくなった・・・
子供を持つ親なら一度は経験したことがあると思います。
落ち着かない気持ちがとても理解できます、
無事に帰ってきた姿を見て確認するまで不安なものです。

というわけで、
最初からアンジー演じるところのクリスティンに同化してしまいました、この映画。
まあ、同化したせいかなんなのか、アンジー好きでも嫌いでもありませんが
普通に・・・・よくアンジーの母親としての演技に感動!と見かけますが
うーん、そうだったっけ?と言うくらいで演技については良く分かりません、
入り込みすぎました、反省。
まあ、アンジーのしわしわっぷりには
ちょっと痩せすぎかなー、心労からそうなるのを演じたのかなー、と。
またファッションもエレガンス(死語?)で強い女っていうより
当時の男性優位の社会においての女性を感じさせ、
いつものマッチョアンジーとは一味違いました。

とにかく凄いと感じたのはクリントイーストウッド監督の伏線の張り方。
冒頭、ウォルターがいなくなる前の日常を描いていますが、
クリスティンにウォルターが何故父親がいないのか尋ねるシーンがあります。
このときの遣り取りが女手ひとつで息子を育てる、ということへの姿勢、
そして子供らしいウォルターの答えで、まだまだ純真で
親が留守だから、と一人で遊びほうけるような子ではないことが察せられます。
父親がビックリして放り出したものを母親クリスティンは大切に守ろうと生活している、
その気持ちと生活ぶりが親子の日常シーンでいたるところに垣間見れます。
喧嘩に関しての会話もそう、学校でちょっとイザコザがあったことに関して
喧嘩の仕方を息子に諭すシーンがあります。
それからのクリスティンの警察との闘い(というのだろうか)が
クリスティンがウォルターに言った言葉通りになっており、
また同じような台詞が後半出てきます。
電話会社で主任として働く姿をみても、
突発的に起こるトラブルにすばやく対処できるだけの力量を持ち
女手ひとつで育てているけど、とても女性的、マッチョとは違う。
(精神病院での会話で「そんな汚い言葉は使ってはいけない」と
 先に入院させられている女性患者に諭すシーンがあります)
まあ、精神病院での経験でちょっと変わっていくわけですが。
また、休日出勤し帰宅してみると息子がいない、近所を探し回るが
誰に尋ねるでもなく、誰が何しているの?と問いかけるでもない、
ご近所とは隔離した生活ぶりが伺えます。
これは後日裁判の時、手元にいる子供がウォルターでない、と証言するのが
学校の先生と通っていた歯科医だけだ、ということにも見受けられます。
孤高の闘いに挑んでいかざるを得なかったクリスティン。

横暴な警察に対して戦うでもない、不正を暴こうとするわけでもない、
クリスティンにとっての真実は
「この子はウォルターじゃない、ウォルターはどこ?ただあの子に会いたい。」それだけ。
途中、突如現れた救いの手を差し伸べる牧師にも、
「警察と戦いたいのではない。ただあの子を探し出したい」という。
絶望もせず、ひたすら探すこと、警察との対立と勝利?も
犯人逮捕と裁判、そして処刑前日の監獄での対峙も結果的に生まれたことであって
クリスティンにとっては通り過ぎていくこと、だったのではないでしょうか。
3段階にエンディングがあるように見えますが、
描かれたのはクリスティンの人生の流れそのものでした。
一生探し続けた彼女の人生を考えると、ウォルターに語った2つの言葉、
それを根として彼女が生きていて、そして実践されているのが良く分かりました。

クリントイーストウッドの他の作品を見たわけではありませんが
人の人生そのものを描き出すのが好きな監督さんなのかな?と、感じました。


話し変わって当時の電話会社の風景も、町並みも走る車も路面電車も
ファッションも(ローウエストのドレス、深めにかぶった釣鐘型の帽子、そして皮の手袋)
とてもクラシカル、とにかくおしゃれ。
出てくる紳士のスーツもクラシカルな3つ揃え+クラシックハット(っていうの?)
その辺りもとても興味深かったです。(ローウェストドレス着れないけどね;;)

ファッション見たい方は こちらをどうぞ → 「日経トレンディネット・チェンジリング」


悪友・ひーちゃんとエンディングロールまで鑑賞後、
席をたち階段下りながら開口一番、お互いに口から出たのは
「これ、●朝●相手のほうが怖いから!」
そう。
横田めぐみさんの事件を二人して思い出していました。
特にこの映画の場合、犯人が捕まるのは共犯になる少年の信仰が背景にあるし
また、犯人も最後に神への懺悔をしたからもう嘘はつきたくない、と言い放つ。
生活の根底に信仰があるわけです。
しかし、拉致事件の場合、根底にあるのは神への信仰ではなく。。。
色々と考えさせられた映画でした。
こういう映画を観ると、自分の発想とか感情が完全に母親なんだ、
と思い知らされて、自分を知る、という観点でも興味深く、
とても感慨深い作品でした。



余談ですが。

ひーちゃん(シングルマザー)も完全に母なる立場で見ていたわけですが。

朝1番でチェンジリングを見て、ランチ挟んでオーストラリア、だったので

「もう、絶対私だったら殴っていたわ」
「手が痛くなるから嫌。蹴り倒していたね。」
「それにあの逃げた子もすぐに警察いって言わなくちゃ!
 なんで言わないのよっ、そしたら他の子だって助かったかも」
「いや、そこがマインドコントロールの怖いところよ」
「私だったらすぐに言っちゃう!」
「だろうね~。私ももって1週間だな。」
「拉致って怖いよ~~~。いきなりだもん、想像できない。」
「長野って新潟の海に海水浴に行くんだけど、行くたびに怖かったもん
 海からぬぼ~~、って人攫いが来そうで」

ってな会話をしながら串揚げランチをしていたら
目の前にいた板さん(揚げもの担当)、ぶっ!と吹き出してどこかに行ってしまいました~
何かおかしいこと話していたかしら??
ま、いつものことです、ハイ。

テーマ : 映画館で観た映画
ジャンル : 映画

tag : チェンジリング

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(非公開コメント受付中)

やっぱり見られないかなぁ
『チェンジリング』と『オーストラリア』は迷って結局見なかった映画です。

特に『チェンジリング』は実話が元だという事だったから、予告を見ているだけでぞっとして来てしまって耐えられなかった。
感想を読んでもやっぱりそうなのかな、と。

『オーストラリア』は大らかで大自然を前にした映画…と言う感じがあったけど、こっちはタイミングが掴めず見られませんでした(苦笑)
見てよかったな~と言う感じだったのでしょうか?

それにしても私の見る映画って、本当娯楽作品ばかりだわ(苦笑)

拉致の話。新潟の、海の近く、それこそ横田さんの居なくなった場所まで徒歩20分くらいかな、な所で育ったので、そう言われるととても生々しくて。
>さあこさん
私は熱心な映画FANでもなく、ぱんぴー(死語)だということでご勘弁くださいね。

そうですねえ、お薦めか、というと・・・アンジェリーナジョリーもしくはクリントイーストウッドのファンなら是非、と言いますけど・・・
この映画観た子供ありの既婚者さんたちは全員、「怖かった~」との感想でした。
クリスティンに同化しちゃうんだと思います、心情的に。
アンジーはまあ上手いですよ、細かなところに不安や悲しみを表していました。
警察に電話するために受話器をとる手が細かく震えている、とかね。

> 『オーストラリア』は大らかで大自然を前にした映画…

これもこれから記事書きますね~、ふふふ。たいした事書けないけど(^^;

> それにしても私の見る映画って、本当娯楽作品ばかりだわ(苦笑)

いやいや、ワタシ、心待ちにしているのは「俺達ダンクシューター」ですよ、ふふふ。
「俺達フィギャースケーター」の系統でして(^∀^vニアニア
テレビで「ロック」(アクションもの)と「トリプルX」(アクションもの)見ましたが、
夫が「日常が疲れているんだから、小難しいのは観たくないんだよ、おお!と驚いたり、すげー!と観れる映画が良いんだ」と申しておりました。いいのよ、何でも。自分の生活のプラスになれば、何でもさ!

> 拉致の話。新潟の、海の近く、それこそ横田さんの居なくなった場所まで徒歩20分くらいかな、な所で育ったので、そう言われるととても生々しくて。

そうなんだ。。。拉致のこと、風化させないように、と運動されている横田さんご夫妻には頭が下がります。愛している、だけじゃできないことだと思います。。。
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