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2017/11
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「君のためなら千回でも-The Kite Runner」
試写会 『君のためなら千回でも』 を観ました

君のためなら千回でも ←これはサウンドトラック版 『 The Kite Runner 』

まだ平和だったアフガニスタン。
裕福な家の一人息子・アミールと召使の子・ハッサンの物語。今の日本の子が恵まれてるのが良く分かる。

 アミール12歳の冬。恒例の凧上げ合戦で優勝したアミールは、凧を追うハッサンを迎えに行く途中で、ハッサンが街の不良から暴行を受けているのを見てしまう。だが、勇気を出せずに見過ごしてしまったことから気まずさを感じ、ハッサンを遠ざけるようになる。その後、二人の心は決して交わることなく、アミールはソ連によるアフガニスタンへの侵攻の際にアメリカへ亡命する。一生抜くことが出来ないであろう棘が心に刺さったまま……。
 20年の歳月が流れ、平穏に暮らすアミールの元にアフガニスタンの恩人から一本の電話が入る。ハッサンに対する後悔の念を残したアミールは、意を決してタリバン独裁政権下の故郷へと向かう。“君のためなら千回でも……”。ハッサンの信頼の言葉に応えるため、あのとき言えなかった気持ちを伝えるために。しかし、そこに待ち受けていたのは、思いもかけない、衝撃の真実だった……。
公式サイトSTORYより)
原作を読んで泣けて、映画を見に行きたいと思っていたら、
新聞に試写会情報が掲載されていて、すぐ葉書出して、試写会当って、と、
運命を感じる(大袈裟?)映画でした

映画では、アメリカとアフガニスタンの両方の景色が映し出されます
まだ平和だった過去のアフガニスタン、それから、富のアメリカ、今の荒廃したアフガニスタン
両方とも同じ世界のどこかの景色で、武力と言うもので人の命も簡単に扱われ、
全てが破壊されて行く、その様は反戦の意を静かに語っています。

about_13.jpg productionnote_17.jpg

アミールは自分の片割れとも呼べるくらいハッサンを信頼して育っていきます。
この二人、凄く対照的な性格で、
アミールは自分の弱さ、脆さ、父への憧れと期待にこたえられない辛さ、そしてズル賢さを、
自分を守る立場にある、少数民族で召使のハッサンの持つ強さと潔さを鏡として
認識し、自分を攻め、そしてハッサンから逃げ出す為に、罠を仕掛けます。
そして二人に別れが訪れるのですが、
大人になって、自分の夢だった小説家としての出版第一作を手にした日、
過去を全部知っているアフガニスタンの恩人からの電話から、
自分が招いたハッサンへの罪の償いの旅が始まります。
原作の書き出しが
「わたしがいまの自分になったのは、1975年、12歳の冬の、
 ひどく寒いどんよりと曇った日のことだ。その瞬間を、いまでも覚えている。
 わたしは崩れかけた土塀の後にしゃがみこみ、
 凍った川のそばの裏路地を覗き見ていた。
 遠い昔の記憶だが、過去について人がいうことはまちがっている。
 過去を記憶のそこにうめてしまうなんて、できるものじゃない。
 過去は自分から這い出てくるからだ。
 いま、振り返ってみて、わたしはあらためて思い知った。
 自分がこの二十六年間、あの人気の無い裏路地をずっと覗き見ていたことを。」
で始まります。この出だしに悩殺されました。

原作

誰もが幼い頃、まだ子供で、自分の弱さやずるさも認識せずに振舞って
友達や兄弟や周りの人を傷つけてしまった経験があるはず。
大人になってもあるかもしれない。いえ、実際、今でもある。
私にも不用意な一言で、他人を傷つけ、今でも引っかかっている思い出ってあります。
大人になる過程、又は今でも、その引っかかっていることへの贖罪のように、
同じような場面になったら、あの時してしまった行為を償うように振舞うことがあります。
過去を思い出しながら、贖罪しているわけです。
アミールは取り戻せない過去を、ハッサンの子供を見つけ、守り、育てて行くことから
償おうとしていくんですが、一つ一つの真実を知るたびに、強くなっていきます。
ハッサンの息子を愛することで、ただ逃げてばっかりのアミールから
大人の、父のアミールになっていく。原作では苦悩もしっかりと描かれていますが
映画は変貌の過程を綺麗に映しています。(時間が限られていますからね・爆!)

about_23.jpg

そしてなんといっても、イスラム教の価値観、この映画の根底にしっかりと描かれていました。
ハッサンに起きた事件、そして、ハッサンの息子に起きた事件、同じ出来事ですが、
傷つけられた、虐待されたではなく、神に対し罪を犯した、その意識で苦しむ。
イスラムに生き、イスラムを守り、イスラムに命を捧げて行く。
戒律の厳しいイスラムの教え、生活慣習、民族差別、アフガニスタンという国、
当たり前ですが、日本との違いを見せつけられます。
しかし理解しやすく表現されていて、また、原作で辛かったシーン(暴力)も映画ではないです。

それから子役の3人ですが、この映画自体アフガニスタンで上映禁止、
描かれている暴力的シーンが原作を読まないアフガンの人達には全く受け容れられず、
誤解を生み、母国にいると危険ということで、子役達とその家族はUAEに移住しており、
製作のパラマウントが彼らの18歳までの養育費と、その家族を養う費用を負担するそうです。
ハリウッド映画ながらのエピソード。

ところで、邦題の『君のためなら千回でも』 は、この物語のキーになる言葉で、
邦題に持ってきた、というところにこの言葉の重さがあるようで、
実は隠しといたほうがいいんじゃない?という感もなきにしにあらず。
原題の「The Kite Runner」、凧のレースですが、大空いっぱいに
罠を仕掛けながら対戦する凧の躍動感は素晴らしい。
そのシーンだけでももう一度見たい、と思った映画でした。



丸の内  夜の丸の内・仲通り
  
ちょっと行くと皇居のお堀、東商ホールで鑑賞。夜の皇居、ライトアップはされていません。
お堀沿いの道路にはTV局の中継車が止まってました。
この後、同行した主人と地元・お気に入りの焼き鳥屋へ直行。(丸の内よりお手軽価格)


しかし、試写会だからなのか。角●配給だからなのか?(角●絡みっていい思い出なし)
6時半開演のはずが、会場6時半過ぎ。それも会場4階なので、エレベータで上がったら
「順次お並びください。こちら階段へ」・・・・と言われ並んだら、降りるは下るは・・・
あと半階で1階エントランスではないですか~、あはははは
エレベータで上がったのは無駄?ついでに入場したら立ち見でした。
立ち見(通路座り見)が50人以上!
試写会通の友達にすかさずメールしたら、「えー?ありえない!」
それだけ、人気があったってことで、良かった良かった。
(うむむむ・・・●川めー、またやられた感強し)

テーマ : ☆試写会☆
ジャンル : 映画

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