*All archives* |  *Admin*

2017/10
<<  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  >>
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
演歌な小説
今日読み終えた本

  「臨場」 横山秀夫著

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
臨場―警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることをいう。捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に掴み取る。誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆してきた。人呼んで『終身検死官』―。組織に与せず、己の道を貫く男の生き様を、ストイックに描いた傑作警察小説集。全八編。


検死官(検視?どちらだろう)シリーズというと、
パトリシア・コーンウェルの「検屍官Dr.スカーペッタ」シリーズもかなり読みましたが、
そちらがクラッシック、もしくはゴスペルだったら、「臨場」は演歌。
横山秀夫作品どれもが、いや、横山秀夫自身が演歌、というのかしらん、
「胸に染み入る警察小説」でした。
凄腕検視官・倉石のお話、というより、
倉石が捜査に拘わった事件、それぞれの人間模様が中心になった短編集ですが
この中で血液型とDNAについて扱ったお話があります。

「真夜中の調書」
両親の血液型からは出来ないはずの血液型の子が生まれ、
当時DNA鑑定がまだなく、血液型だけで「他人」と判定させた所から
人生が狂っていった家族のお話。
出来ないはずの血液型の子が生まれる、実際そんなことがあるのか?
というと、実際科学的にも証明されていて、私の身近にもいます。しかもRH-だった。
病院の方からDNA鑑定がなされ、親子と証明したと聞きました。
「血」を巡っての様々な思惑は中々心に残るものです。
誰がどうだからっていうことはないのですけれど、人の感情って難しい。


それから、十七年に一度蝉が大発生する、という現象から生まれただろうお話。

「十七年蝉」
十七年前に自殺した恋人の事が忘れられず、前に進めないでいる検視官見習い、
ある事件を追い、十七年に決着を見るお話。
倉石との最後の会話
「死人にだって自由はある。そろそろ逝かせてやれ」
には泣けました。


カラオケ歌わないし、演歌も聞かないけれど
やっぱり私って日本人だ~~~、とシミジミ感じた一冊でした。

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

Secret
(非公開コメント受付中)

今日のお天気

       
RED RIBBON LIVE

in Herbst


NOW OPEN

unsupported.

 steal into the closet 

最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
リンク
携帯投稿的日常


プロフィール

 百

Author: 百
日常の出来事を通じて感じた事を徒然と書いていきます

【プロフ写真】
原宿・表参道で見つけた小さなグランドピアノ
幼稚園の頃初めて弾いたピアノもこんな感じのだったなあ

最近の記事
メールフォーム
ご用のある方はこちらまで。出会い系のお誘い等はご遠慮します。

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。